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東日本大震災が不動産投資市場に与える影響(自然災害)

一般財団法人日本不動産研究所が、「第24回不動産投資家調査(平成23年4月1日時点)」を発表しました。

http://www.reinet.or.jp/pdf/toushikacyousa/24press.pdf

今回は、「東日本大震災が不動産投資市場に与える影響」と「J-REIT 10年」の2本の特別アンケートを実施しています。

中でも注目したいのは、「今後新たにリスクの検討を行う余地のある自然災害(複数回答)」という項目で、「地盤の液状化現象」92%が最も多く、「津波・高潮」55%、「表層地盤の揺れやすさ」25%など地震に関連する項目に回答が集まっています。

私もBLOGでいろいろ書いていますが、「内陸部の我孫子市で液状化現象 」「東京都液状化地図」の2つの記事は、アクセス数が桁違いに多く、いかに多くの方が関心を寄せているかが、窺い知れます。

これだけ関心が高まっているのですから、当然今後の取引の中で価格に反映されていくことになるでしょう。出来ることなら、ボーリング調査を行うといいのですが、費用の問題もありますので、「東京都液状化地図」でも書きましたように、最低でも地歴調査(河川跡や沼地等の「低湿地」を埋め立てて造成された土地でないか。)、各自治体が発表している液状化予測図や地質柱状図の閲覧により、リスクを把握する必要があると思われます。

東京都の場合、下記のHPが参考になります。

『東京の液状化予測図』  (東京都土木技術支援・人材育成センター)

『東京の地盤(Web版)』  (東京都土木技術支援・人材育成センター)

『東京都 建物における液状化対策ポータルサイト』 (東京都都市整備局)H26.5.8追記

ハザードマップポータルサイト(国土交通省)

『地震のゆれやすさ全国マップ』内閣府

これらのページは誰でも簡単に閲覧できますので、当然誰でも知っているものとして、価格に反映されてくるはずです。

今後、地域要因の記載事項として一般化していくことでしょう。

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不動産鑑定士 四方田 修

http://akatsuki-rea.o.oo7.jp/

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コメント

すごいしっかりした記事ですーーvirgo。お疲れさまです!!

投稿: 朝生りょうこ | 2011年6月 1日 (水) 00時20分

>朝生先生
身に余るお言葉、ありがとうございます。
拙い文章でお恥ずかしい限りです。

投稿: あかつき鑑定(四方田修) | 2011年6月 1日 (水) 09時19分

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