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新宿・池袋・渋谷 三都物語

3月16日、東京メトロ副都心線と東急東横線が直通運転を開始します。

東横線沿線に住む方々にとっては、新宿・池袋に乗り換えなしで行けるようになり、利便性が高まるとする声がある一方、渋谷駅が地下化することで、乗り換えが不便になる、渋谷始発が減って座れなくなる…等々、いろいろ議論されているようです。日常の足が変化することで、沿線住民の生活も変わっていくのかもしれません。

生活が変わると、周辺の商業施設も大きな影響を受けます。

思い起こせば5年前の2008年6月14日に副都心線が開通した時も、東武東上線、西武池袋線沿線の住民が池袋を素通りするようになるのではないか?と、言われていましたが、東武、西武の両百貨店が全面改装、駅前にはヤマダ電機の旗艦店が進出して、かえって盛況だったりして、こればかりはどうなるかわかりません。

但し、今回の渋谷のケースは、池袋の時のように新線開業で、旧路線(東武東上線、西武池袋線)がそのまま池袋発着だったのと異なり、すべての列車が地下に乗り入れることになることです。即ち、渋谷でJRや銀座線等に乗り換えるお客さん以外は、地下から地上に上がって来なくなる可能性がありますね。

危機感を強めたのか、渋谷を開発してきた東急グループが、1月に都市再開発計画を発表しました。

http://www.tokyu.co.jp/contents_index/guide/news/130123.html

Sibuya

鍵は回遊性です。その地区に長い時間居てくれることが重要ですので、エリア内をスムーズに移動できるような空間を設計することに腐心していることがうかがえます。特に、渋谷の場合、元の地形が「谷」ですので、高低差を考慮しないといけない分、新宿・池袋に比べて大変ですが、逆にその高低差のある移動を楽しませるくらいの発想が必要なのかもしれません。

昨年9月には、JR東日本が新宿駅の東西自由通路や駅ビルの建設計画を発表しており、これから、新宿・池袋・渋谷の三つ巴の争いが始まりそうな予感です。

http://www.jreast.co.jp/press/2012/20120902.pdf

【関連記事】

H25年度都道府県地価調査(渋谷と新宿)

Akatsukilogo   

不動産鑑定士 四方田 修

http://akatsuki-rea.o.oo7.jp/

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