« 【継続賃料(利回り法)】継続賃料利回りの査定 | トップページ | 地価公示50年 »

不動産鑑定評価書の署名と押印

不動産の鑑定評価に関する法律第39条に、次のように定められています。

(鑑定評価書等)
第三十九条 不動産鑑定業者は、不動産の鑑定評価の依頼者に、鑑定評価額その他国土交通省令で定める事項を記載した鑑定評価書を交付しなければならない。

2 鑑定評価書には、その不動産の鑑定評価に関与した不動産鑑定士がその資格を表示して署名押印しなければならない

3 不動産鑑定業者は、国土交通省令で定めるところにより、鑑定評価書の写しその他の書類を保存しなければならない。

よく、不動産鑑定評価書と街の不動産屋さんが作る査定書って何が違うの?と訊かれることがありますが、最大の違いはこの不動産鑑定士がその資格を表示して署名押印と言ってしまっても良いでしょう。

資格・署名押印…これによって、その書類が、様々な諸規則によって一定の信頼性が担保されることになりますので、とても重要です。

不動産鑑定士がその資格を表示してとありますので、署名する前に、資格を表示します。

私の場合は、「専任不動産鑑定士」としています。

不動産鑑定の世界は、不動産鑑定評価書を作成する資格である不動産鑑定士と、不動産鑑定評価書を発行する不動産鑑定業者で、それぞれを規定する法律が異なるため、ここに署名する不動産鑑定士と、発行する不動産鑑定業者が異なることもあります。(業者の中には代表者が不動産鑑定士でないこともあります。)

署名は、自署です。ワープロで打ち出したものでは「アウト」です。

押印は、弁護士や司法書士は、所属する団体に印影を登録する制度があるそうですが、不動産鑑定業界にはそうした制度がないので、とりあえず押してあれば良いと言うことになります。

とはいえ、決して安いとは言えない鑑定評価書です。雑に書かれた名前の脇に三文判が押してあったらガッカリです。

私の場合、原則として署名はブルーブラックインクの万年筆で、押印は姓名の他に「不動産鑑定士」と彫ってある専用の職印を押しています。

万年筆には“Noblesse Oblige”と刻印されています。

鑑定評価書の作成が終わり、納品前に気の引き締まる瞬間です。

余談ですが...
法第39条3項で「鑑定評価書の写しその他の書類を保存しなければならない。」とありますが、この写しは、署名押印された正本の写しを保存しておく必要があります。よくワープロソフトで打ち出したままのものを残しているという話を聞きますが、検査等で見つかると大変なことになりますのでご注意を!!

New_ojs_notenimemowotoru_tp_v1

不動産鑑定・コンサルティングの

Akatsukilogo   

不動産鑑定士 四方田 修

http://akatsuki-rea.o.oo7.jp/

https://akatsuki-rea.jimdo.com/

あかつき鑑定BLOGは、にほんブログ村「士業ブログ」に参加しています。

ランキングにご協力下さい。
クリック
↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村 士業ブログへ

にほんブログ村

地代・賃料・借地権・立退料等、不動産等の問題を解決するために、

依頼目的に応じて説得力のある不動産鑑定評価書を作成致します。

まずは、ご相談ください。

あかつき鑑定のホームページ:http://akatsuki-rea.o.oo7.jp/

不動産鑑定業者登録東京都知事登録(1)第2339号

日本不動産鑑定協会会員
東京都不動産鑑定士協会会員

〒135-0048

東京都江東区門前仲町1-9-13ウィズビル405

TEL/FAX:03-3643-0105

E-Mail:rea-yomoda@ka.baynet.ne.jp

あかつき鑑定BLOGは、にほんブログ村「士業ブログ」に参加しています。

ランキングにご協力お願いします。

クリック

↓↓↓↓

にほんブログ村 士業ブログへ
にほんブログ村

|

« 【継続賃料(利回り法)】継続賃料利回りの査定 | トップページ | 地価公示50年 »

不動産鑑定」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 不動産鑑定評価書の署名と押印:

« 【継続賃料(利回り法)】継続賃料利回りの査定 | トップページ | 地価公示50年 »