伝統芸能

東京かわら版

あかつき鑑定では、毎月、日本で唯一の演芸専門誌「東京かわら版」の裏表紙に協賛しています。

日本の伝統芸「落語」。近年、関西のお笑いに押されて、テレビで観る機会は減ってしまいましたが、どっこい、都内に4件ある寄席定席(新宿末廣亭、上野鈴本演芸場、浅草演芸ホール、池袋演芸場)では脈々と芸の承継がなされています。

この他にも大きなホールから、お寺の境内など、ありとあらゆるところで落語会が催されていますが、いつ、どこで、どんな落語会が開催されているか?といった情報を集めるのは大変です。「東京かわら版」は、そうした落語会の情報や、噺家さんのインタビュー等を掲載、しかも、寄席の入場料割引の特典もあったりして、一粒で二度美味しい可愛い本です。

その「東京かわら版」の3月号の「落語と私 私と落語」というコーナーに、鳩山由紀夫前総理が執筆されています。記事中にもありましたが、昨年秋、池袋演芸場で落語を聴いていたら、トリで高座に上がった柳家さん喬師匠が、「百年目」という大ネタを演じました。二、三十人もの噺家さんが高座に上がる寄席では、1時間にも及ぶこういう大ネタをやることは滅多にないのですが、実は、鳩山元総理が聴きにいらしていたそうです。(この記事の中では、「雪の瀬川」を聴いたことになっていますが…。)

そんな前総理は、桂三枝師匠のご贔屓だそうで、「大阪レジスタンス」や「ゴルフ夜明け前」なんていう演目名を上げて賞賛していらっしゃいます。そういえば、以前仕事でお世話になった弁護士の先生も、「ゴルフ夜明け前」がいいと、褒めていらっしゃったのを思い出しました。この作品、1983年に文化庁芸術祭大賞を受賞し、1987年には、東宝より映画化までされている、新作落語の名作です。

先日、NHKの衛星放送でも三枝師匠の特集を放送してましたが、ものすごい数の落語の作品を書いていて、どれもわかりやすいし、とにかく良く出来た噺が多いですね。今では、東京も含めて、多くの噺家さんが三枝師匠の造った新作落語を演じています。

若い頃からテレビで活躍されていた師匠ですが、落語のことではずいぶん悩んで苦労したそうです。一流になるためには、苦難の道を通ってこなくてはいけないんですね。

さん喬師匠にしても、寄席の大看板として活躍する一方で、地方の小さな落語会(時には海外にも…)にも積極的に足を運んで、落語の楽しさを広めようと努力されています。

やはり、その道を極めた方々に愛される芸は、血のにじむような努力で勝ち得た一流の芸…ということでしょうか?

Akatsukilogo   

不動産鑑定士 四方田 修 http://akatsuki-rea.o.oo7.jp/

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