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湾岸戦争?東雲の超高層マンション即日完売

野村不動産株式会社は、、東京都江東区東雲で開発・整備が進む「東雲キャナルコート」の一画に位置する超高層タワーマンション『プラウドタワー東雲キャナルコート(総戸数600戸、52階建、高さ約180m)』の販売を開始し、平成23年12月10日に第1期(250戸)の登録を締め切った結果、即日完売したと発表しました。

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液状化問題などで人気の落ちていた都心・湾岸エリアで、東日本大震災後初の新築分譲マンションで、注目を集めていましたが、3990万~1億990万円(専有面積58.87~103.74㎡)で最多価格帯5500万円台という強気の価格設定ながら、平成23年9月のモデルルームオープン以降、約4700件の来場者を集め、登録申込数280件、最高倍率3倍、平均倍率1.12倍にて即日完売しました。

今回の分譲に当たり、野村不動産では、免震構造や液状化対策、非常用エレベーターをうが置かすための非常用電源、防災倉庫等の災害対策に力を入れ、メディアでの大々的な宣伝活動を行って来ました。都心近接という好立地もあり、「これだけ地震対策をしてあるのであれば・・・」ということで、需要者の心を捉えたのでしょう。

これに先立つ12月6日には、三菱地所レジデンスが鹿島建設と共同で開発を進めている中央区晴海2丁目のマンション「ザ・パークハウス晴海タワーズクロノレジデンス」のプロジェクト発表会とレジデンスアリーナ(販売センター)の内覧会を行いました。晴海2丁目土地区画整理事業地内約3.0ヘクタールに建設する2棟・総戸数約1800戸というビッグプロジェクトで、三井不動産も「パークタワー東雲」全585戸を計画する等、湾岸エリアは大規模開発が目白押しで、業界では「湾岸戦争」等と呼ばれているそうです。

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今回完売したプラウドタワーも、総戸数600戸ですから、ここで売れ残りが出たりすれば、残りの住戸の販売にも悪い印象を与えますし、三菱地所レジデンスや三井不動産レジデンシャルの販売計画にも影響を与えますので、まずまず好調な売れ行きに胸をなでおろした関係者も多かったのではないでしょうか?

ただ、最高倍率3倍、平均倍率1.12倍というのは、一時のブームが過熱した頃に比べるとやや寂しい数字で、野村不動産にとっては、三井・三菱に比べて、やや出遅れていた超高層タワーマンションの分野で、存在感を高める上でも、負けられない戦いだったことが窺い知れます。

まだまだ続く販売競争ですが、今後の売れ行きが、湾岸部の地価に影響を与えることは間違いないでしょう。

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不動産鑑定士 四方田 修

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